クリスマス

レクを通して高齢者とともにクリスマスを

クリスマスツリーに居るねこ

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レクを通して高齢者とともにクリスマスを

12月25日はクリスマスです。世の中ではクリスマスプレゼントを交換したり、ともに食事を楽しんだりと、数多くの楽しい活動をする人もいらっしゃいます。ですが、年を重ね、高齢者になってきますと、クリスマスプレゼントを頂いても、さほどうれしくなくなってくると思います。

チキンのようなクリスマス特有の食べ物を見ても、食べたいと思わなくなるかもしれません。高齢者にもなると物をもらう喜びより、誰かと接する喜びを望んでいる方が多いような気がします。その望みを果たすために若い私たちは何をしてあげたらよいでしょうか。

その答えは「レクリエーション」です。

レクリエーションを通して、他人と接する機会を与え、寂しい気持ちをいくらかでも和らげる事が、出来るかもしれません。では、クリスマスの時に高齢者の人に何をどのような形で接すれば良いか。今回はその事について考えてみようと思います。

①クリスマスは高齢者にとっても特別な日

クリスマスはキリスト教のイエスキリストの生誕を祝う日であり、それにちなんだイベントなどの催しものが、多くひらかれています。しかし、高齢者にもなると外出して何かをするという事はほぼなくなります。

車の免許もない。移動手段も限られている。そのような状況でクリスマスを楽しむことはなかなか難しいとさえ感じてしまいます。そうなると日本の中ではクリスマスは平日ですから、いつも通りの日々として何もない一日を過ごしてしまいます。

ですが、高齢者になってもクリスマスを一緒に祝いたいという気持ちはあると思います。そのような人々のために、若い人たちの援助が必要になってくるのではないのでしょうか。

②レクリエーションを通して高齢者とつながる

私はよく老人ホームを訪問して一緒にクリスマスの歌を歌うという機会があります。

その際、老人ホームの人々も様々な反応を示してくれます。最初はあまり乗り気ではなかった男性は歌を届けた後、涙を流して拍手をしてくれました。家族連れで訪問していた人は自分の幼い子供を老人ホームの人々の前に、触れ合わせるといった行動もしました。

このようにレクリエーションをする際には家族、とくに子供を連れて行くと、好印象を与えるのではないかということに最近気づきました。

子供というのは本当に力強く、大人にはないものを持っているとさえ感じてしまいます。子供を連れてレクリエーションをする事は、高齢者を元気にする大切な要素であると思います。

③クリスマスにちなんだレクリエーションをしよう

クリスマスになると私たちはケーキを食べたり、クリスマスツリーを飾ったりしますよね。

その同じ事を高齢の方もしたいと思っていると最近分かりました。高齢者は独りでやるより、たくさんの人々と、また、あらゆる世代とのクリスマスを過ごしていきたいと思っているのではないでしょうか。

その思いをくみ取り、手を差し伸べてみてはいかがでしょうか。確かに高齢にもなると昔のように、元気にあれこれ行動に移すのは困難になってきますが、クリスマスの活動をすることにより昔、自分の子供と一緒に作ったあの記憶を、懐かしく思い出す良い機会になると思います。

高齢者は昔の事については非常に多感であると感じます。

最後に

最後にお伝えしたい事があります。高齢者を置いてきぼりにしないで欲しい事です。

年をとっても世の中のイベントには参加したいのです。体はうまく動く事は出来なくても、クリスマスはともに祝いたいのです。わかい人は若いという特権があります。

それを他人のために使ってあげて下さい。それから若い人も年を取るとその気持ちがいかにうれしいものか、わかる時が来ます。その時をよりよくわかるために、高齢者を大切にしてあげて下さい。

 

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