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「書き損じ」の修正、年賀状ならではの行為
毎年の12月の後半の週に、私たちは離れた家族、友人、ビジネスパートナー、クライアントなど、様々な相手に送るために年賀状を書きます。
年賀状は電子メール、LINEなどのSNS、その他あらゆる電子媒体を介して送られる電子データと違い、現実世界にあなたの記録として残ります。
同じ物を送るなら電子データでも良いのではないか。と思う人がいますが、実は似ているようで全く違います。電子メールやSNSはデータとしてその情報の鮮度を損なう事なく保つ事ができます。
さらに失敗したらその失敗を100%失敗する前に戻す事ができます。データの強みはそういうと頃であると思います。では、年賀状など媒体が現実に手に取る物である場合ではどのような違いがあるでしょうか。
今回はそのような事について考え、分かち合えるようにしていこうと思います。
この記事の目次
①年賀状の強み
年賀状を送られた時に、それがどんな相手であれうれしいと感じるでしょう。子供の頃はまだスマートフォンなどの通信機器が発達しておらず、今では考えられないでしょうが、「連絡網」という情報から一人一人の住所を探し出し、その住所を一文一句間違えないよう、年賀状の宛先欄に書いていった人は多いと思います。
今は「筆王」、「筆ぐるめ」などで、年賀状のデザインを簡単にきれいに印刷する事ができます。これはもはや時代の技術の発達が著しい証拠でもあるといえます。
それの影響からか、昔にはない良さが生まれ、逆に消えていった良さもあるのではないでしょうか。年賀状を書き上げ、送り、届いた時、受け取った側は相手が無事に生きている事、年賀状を書くほどの健康がある事、家族の写真があるならば、その家族も元気である事、この要素をくみ取る事ができます。
LINEや電子メールでもできますが、年賀状は送られて中身を見て確認する動作が一瞬で済みます。このようなところが強みであるのではないかと思います。
しかし、弱点もあります。それは「やり直しが利かない」というところです。印刷の技術が発達した反面、間違えたらその修正が不可能であるという事が挙げられます。
現代の年賀状にはこのようなリスクもあるという事です。
②書き損じはどうすれば良い
多かれ少なかれ、書き損じは発生します。それをゴミ箱にただ捨てるという人もいます。そういう人はかなり危険な事をしています。なぜでしょうか。
まず宛先を入れている場合の書き損じは、その相手の住所が完全に入っています。年賀状は小さなハガキに個人情報を入れるという行為をしています。それはつまり相手の個人情報を扱う。といった重要な役割を担っています。もし破棄するならば必ずシュレッダーにかけて下さい。
次に、書き損じしたがもったいないので有効活用したいという人は、郵便局に向かいましょう。ハガキ1枚分の値段で新品に替えてもらえます。時期が過ぎた年賀状も手数料を払うと往復ハガキなどのハガキに交換してくれます。
このように、書き損じの扱いにはきちんとルールがあります。
きちんと守って正しく処理をしましょう。
最後に
年賀状に書く文言を間違えたり、印刷を間違えたり、書き損じが生み出されてしまったならば、正しく修正する必要があります。それが交換であったり破棄であったり、修正液で治る程度だったりと、様々な状況があります。
でも一番大切なのは、年賀状は個人情報を扱う大切なハガキである事です。誰しも間違いは犯します。しかし、そのリカバリーを適当にやってしまうと、深刻な状況になりかねません。
そのような事に気をつけながら年賀状を書けますように。
参考URL
日本郵便トップ > 郵便・荷物 > 郵便物(手紙・はがき等) > 書き損じはがき・切手の交換
https://is.gd/oIcgvg
日本郵便トップ > よくあるご質問・お問い合わせ > 郵便物・はがき・切手のQ&A
・書き損じたはがきは交換してもらえますか?
https://www.post.japanpost.jp/question/40.html
・昨年の余った年賀はがきは、今年の年賀はがきへ交換できますか?
https://www.post.japanpost.jp/question/135.html
日本郵便トップ > 料金を計算する > 国内の料金表 > 主な手数料
https://www.post.japanpost.jp/send/fee/kokunai/charge.html