
ベットルーム、イメージ画像
冬の寝具は冷たく、寝る時に、その寝具に入るとひやっとしてなかなか眠れない。特に東北など、冬の寒さが厳しい地方ではそれが顕著にあらわれてきます。
その中で非常に重宝するのが「電気毛布」です。
電気毛布とは、電源をつないで電熱線が含まれている薄型のシーツの下に敷く物で、電熱線の効果で人肌に触れる敷布を温めてくれる便利な物です。
しかし、電気毛布であれ、敷布と同じで使い続けていると汚れてしまいます。その際に、洗濯は出来るのでしょうか。そのような事について書いていこうと思います。
①最近の電気毛布
私自身、最近の電気毛布の事情を知らなかったのですが、電気毛布だからといって、洗濯が出来ないという事はないようです。ただ、電気毛布は電化製品であり、きちんとした工程を踏まないといけません。その工程を少し紹介したいと思います。
1.確認する
洗濯をする前に必ず表記を見ましょう。表記を見ずに行うと必ず失敗します。手洗いが可能なのか、また、手洗い出来る時、その時に何度の水までなら大丈夫なのか。このような事に注意する必要があります。
電気毛布は、今は洗濯可能だと言われていますが、そこは電化製品、細心の注意を払う必要があります。電気毛布が汚れ、洗いたいという方は、まずは何より、先に表記を見て下さい。
詳しくは消費者庁のサイトでご確認下さい。
消費者庁
政策 > 政策一覧(消費者庁のしごと) > 表示対策 > 家庭用品品質表示法 > 新しい洗濯表示
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/laundry_symbols.html
2.たたんで水が入ったタライに入れる
手洗いが可能な事と、水の温度を確認したところで、洗剤と水をタライに入れます。その際、電気毛布がすべて水に浸るようなたたみ方をして下さい。こうする事によって、全体に水が浸るようにし、汚れに水と洗剤をいきわたらせましょう。
3.押し洗いする
電気毛布には電熱線が入っており、繊細な物ですから”ごしごし洗う”のは”NG”です。へたすると電熱線が疵(キズ)つき、次回使う時に故障してしまいます。
押して汚れを落とすような感覚で洗って下さい。そして洗った後には、ぞうきんを絞るように絞らないようにして下さい。すすぐ時には、洗剤が全て落とすようにすすいで下さい。そうしないと、中の電熱線が傷(いた)み、故障してしまう原因になってしまいます。
4.乾燥させる
洗った後は、水気がなくなるようにきっちりと乾かして下さい。効率的に乾かすのには、洗濯竿を2つ用意し、二つの竿にかかるように、M字のようにかけて下さい。乾いた後はまた、いつも通りに使えます。ちゃんと乾かさないと、それもまた事故や故障の原因になってしまいます。
最後に
冬の、布団の暖房器具の一つ、電気毛布は暖かく冬の間は毎晩使っていきたいですよね。しかし、使っている以上、汚れてしまうのは仕方のない事です。洗う事が出来るようになった今の電気毛布は昔の物とは違って清潔に使えるようになってます。
いつまでも長く使うために、きちんと洗っておきたいですね。
ただし、電化製品でもある電気毛布はいくら洗濯が出来るようになったからといえども、その中でも洗濯が出来ない物や、注意が必要な物がまだまだあります。
そのような事も踏まえ、使い続ける事が出来るようになったら良いと、個人的には思います。
今回はここまでです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。