
サンタクロース
クリスマスプレゼントにゲームソフトを買うことについて
子供が大きくなり、もうクリスマスプレゼントがおもちゃでは済まされなくなってきて、「ゲームソフト」が欲しいと言い始めた子供を持つ親は、何かと出費が多くかさんでしまう。そのような時期は必ずやってきます。
しかし、子供にゲームソフトをプレゼントする時に、何かと注意しなくてはいけないことも少なからずあると、私は思います。
では、ゲームソフトをクリスマスプレゼントに望む子供の内面と、どうすれば良いか、
今回は少しだけお伝え出来れば良いなと思っております。
①なぜ、子供がゲームまたはゲームソフトを欲しがるのか
子供が大きくなったある時期から、よく「ゲームが欲しい」というようになることがあります。しかし、ゲームは決して安い物ではなく、最近のゲームは据え置き型、ソフトにかかわらずかなり高価です。
そのような高い物をなぜ子供の時にあんなに欲しがるのでしょうか。と考えたところ、
3つ考えられるであろう、ゲームを欲しがる子供の内面事情が思い当たりました。
その3つは、…
1.そのゲームを遊んだ時の快感(感触)が忘れられなかった。
2.そもそもそのゲームで遊ぶ事が夢だった。
3.他の仲間もそのゲームを持っているから、仲間外れにされたくなかった。
この3つのうち特にゲームを欲しがる子供が重きにおいてるのは3です。他の人も持っている。だがしかし、自分は持っていない。その考え方が仲間外れにされる心配を生みます。確かに子供自身も自分が触ったゲームが、遊んでみて面白かったりしたら、またそれをしたいと思います。
それが安価な物であれ高価な物であれ、気に入った物は手に入れたいものです。しかし、子供の中では流行という物が存在しており、その流行に乗り遅れたらもう仲間外れ、話題についていけない。という枠組みが組まれてしまいます。それゆえに仲間の輪に居続けたいがために親にせがむのです。
その流行の対象が「ゲームソフト」だったのではないかと思います。では、子供にどのようにすれば、よりよくクリスマスプレゼントとしてゲームソフトを買ってあげられるのか。という事を次に紹介したいと思います。
②クリスマスプレゼントにゲームを買ってあげる時に
子供にいざゲームソフトをプレゼントとしてあげると、張り切って電気屋などにむかいますが、やはり実際問題、高価な買い物になるためなかなかに勇気が要ることです。しかも、無条件に子供に与えてしまうと、「クリスマス=ゲームソフトが貰える日」という概念が生まれてしまいます。
たしかに愛するわが子に買ってあげたいのも、山々(やまやま)ですが、前述のようにならないように気をつける必要があります。
このような「クリスマス=ゲームソフトが貰える日」とならないようにするためにはどうすればよいでしょうか。私は子供に買い与える前に一つの質問をします。
「あなたはそのゲームを何のためにほしがるのですか」と。
子供は感情的です。その場の雰囲気で物事を決めがちです。そのような時こそ、理性で物事を決めるという訓練も込め、子供達に聞くようにしています。みんなが持っているからという理由では、買ってあげられません。
最後に
クリスマスプレゼントにゲームソフトを買ってあげる。ということは子供にとってはなかなかにリスキーなものです。その後の成長を妨げる物になるのか。またはこれをリソースとして良い人間関係を築くもの物とするのか。
そのような事を考えながら、親である私たちは慎重に吟味してゲームソフトをプレゼントするでしょう。子供の事をよく理解し、その事が良い影響を与えるという事があれば、「子供への投資」という事で、あげて下さい。
より良いクリスマスプレゼントをあげることができますように。
ありがとうございました。